施主からの条件は、大きく3点ありました。
まず、3家族が住むことを基本に多様な使い方が出来ること。
敷地の形態を十分に生かし、無駄なスペースを残さないこと。
そして、少なくとも100年は持つ空間構造とデザインをすることでした。
設計に当り、土地の形態を擁壁、塀として立上げ、街角を印象付けるランドマークとして力強く表現しようとしました。
また擁壁と建築は、環境を生み出す一体のものとしてデザインし、内部と外部が連続する空間としました。
内部空間では、時間の中で「変わるもの」と「変わらぬもの」とを意図しました。
物理的にも意匠的にも長い寿命を保つ為の合理的なデザインや、質感のある材料の選択や制作を心掛けました。
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