敷地は地盤がゆるく、4m以下の道路に囲まれ、下町独特の路地が続くことから、地震や火災に対して安全でかつ、内装として木質系を自由に使えることを技術的なテーマとしました。
建物の構成は1階を集会室・牧師館、2階を礼拝堂、3階を事務室としました。
礼拝堂(母子室付)、集会室、牧師館を核としてそれにサービスする事務室、応接室、厨房、食堂があります。
2階礼拝堂へは大きな菱形窓にハメ込まれた旧会堂のステンドグラスの光に導かれて階段又は御老人用のエレベーターにより導かれます。
礼拝堂は屋根の形とそれを支える十字形の構造を生かし、大きく静謐な光溢れる空間を生みだしました。
外観は茶色の土物のレンガとグレーのコンクリートパネル。塔の上の十字架と玄関庇に用いたコールテン鋼とステンレスの対比的組合せは、この下町の教会が永遠なれとの思いを込めてデザインしたものです。
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