「変化を楽しんで100年建築へ」
改修とは、使用価値の低くなった建物の問題点を抽出し、
機能保全(Renewal)、機能更新(Renovation)、用途変更(Conversion) 等の手法を用いて、新たな価値を創造することです。
変化を楽しみ価値を高めて、建物の所有者や使用者にお返しすることと考えております。
1.要求されるニーズを把える手法

2.三つの提案
1) 機能保全(Renewal)と共にイメージを一新させます。(色や質感を楽しむ)
建物保全として外壁改修を町並活性化へ
a. タイル貼を撤去し新しいタイルに仕上
b. タイル等下地補修しアルミパネル仕上
c. 10年防水保証の塗装工法で仕上
外壁の漏水は、瑕疵担保が切れてから起こることが多い。特にコーキングは6〜7年で劣化し、漏水の危険性が高まります。
又、シールの劣化により壁面に現れる筋状の汚れは、目を覆うばかりです。
アルミパネルノンシール工法や、シール部分も防水塗料で保護する防水塗装がポイントです。
2) 使用目的を変えず、内部環境を現在のニーズに合った高性能なものに機能更新(Renovation)します。(快適性を楽しむ)
a. セントラル空調から個別空調へ
b. インテリジェント化に対応した設備の導入
c. インテリアの一新
フレームを残し内部空間を快適な空間に変換させ、建物の長寿命化を計ります。
3) 使用目的を変え、新たな使用目的に合わせて用途変換(Conversion)します。(変化を楽しむ)
a. 事務室を病院に
b. 事務室をデイサービスセンターに
c. 倉庫を高性能オフィスへ
そのままでは収益性の低い建物をスケルトンとし、新しい機能に創り換える。
アメリカ、ヨーロッパを旅して、日本の建物の寿命の短さには、がっかりさせられます。木と紙の文化と使い捨ての文化が二重になって、
建築は竣工の時が一番良く後は劣化していくものとなっています。アメリカでL・カーンやP・ルドルフのコンクリート打放しの外壁が
5年毎に洗浄され、木製の建具が10年毎に交替され新築時の状態を保ちながら使用されているのを見聞し、日本もより長寿化の文化に
変わってゆくことに貢献したいと考えております。
3. 耐震改修の取り組み
私どもでは損害保険会社の依頼を受け、現在と同じチームで1987年に都内11物件の耐震改修を完了させており、
2003年秋から再び
同じ保険会社から全国にある1981年以前(新耐震基準施工前)に新築された31件の自社ビルの耐震診断依頼を大成建設が受け、
2004年3月に
内20件が耐震
補強の必要ありと判断されました。
同年4月に当社がその内11件の担当としてクライアントから指定を受け、原案の補強を行った場合の使用上及びデザイン上の問題、付加
すべき改修のポイントを調査検討し、同年8月に対応策の提案を致しました。
総合監修・監理:イマイ・ファイブステージ、構造設計・監理:大成建設設計本部構造グループのチームで実施設計の作業に入り、
ISO値(構造耐震判定指標値0.6以上が判定基準値)に加え、CTU・SD値(構造物の終局限界における累積強度指標値0.3以上が
判定基準)を用いて改修方法の確認を行い、完成を致しております。
居ながらの耐震補強は、補強による耐震性の確保を行うと共に、使い勝手があまり変わらないことが大前提となります。
以下事例にあるように、様々な手法を取り入れて付加価値を高めることを含めて、粘り強く実現する情熱が、クライアントにも設計者
にも必要と考えます。
4.事例の紹介
以下、提案別に御紹介致します
| ■ 機能保全 / Renewal | ||||
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■ 機能更新 / Renovation |
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■ 用途更新 / Conversion |
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■ 耐震改修 |
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